柏市レスリング協会

平成8年に創立した柏市レスリング協会は、西富　啓一氏＜初代会長＞、中田　学氏＜2代目会長＞のご尽力により、これまで数多くの優秀な選手を輩出してきました。

協会では、レスリングを通して健全な青少年の育成を目的としており、指導体制を万全に整え、柏市にレスリングを定着させることで、スポーツのまちづくりに役立ちたいと考えています。また、レスリング活動をする際、施設（レスリングマット）・練習場所（柏市立柏第四中学校武道場）・指導者・子供達・保護者の協力がなければ成り立ちません。創立から今日まで公私にわたり、実に様々な方々にご支援ご協力いただいたこと、心より感謝申し上げます。

実際の練習の場では、幼児から小学生・中学・高校・大学・社会人と幅広い選手たちが活動しています。いつの日か全日本を代表する選手、そしてオリンピックで金メダルが獲れる選手の育成を目指し、日夜汗を流し頑張っています。しかし、それらが目的でない人もいます。コーチも同様に、身体を動かし体力をつけたい人から「挨拶」「礼儀」「がまん強い心」を身に付けることを目標としている子供への指導も心掛けています。

その選手たちを指導する監督・コーチは、基礎・基本の技の習得を第一としています。さらに、レベルアップを図るため監督・コーチは指導者ライセンスや審判ライセンスを取得し、より専門的な指導を行うことで、将来的にトップレスラーとして活躍できるよう、きめ細かく指導を行っています。

柏市民体育大会総合開会式では、毎年全国大会で優秀な成績を修めた選手が、「スポーツ顕彰」で表彰されています。クラブで基礎練習を積み重ねてきた児童・生徒たちが、将来オリンピック選手になりえる日も夢ではありません。

指導者の熱心な指導に応え、保護者同士の家族的な温かい見守りの中で悔し泣きしながら相手に向かっていく勇ましい子どもたちを眼前にし、私はいつも感激します。

柏市レスリング協会は青少年の健全育成と共に、生涯にわたり老若男女がレスリングを楽しめることを目指しています。そして何よりも指導にあたってくださっている監督やコーチ、保護者に感謝する優しい心を持ち、心身共にたくましく育って欲しいという思いで活動しています。