柏市に相撲場が完成したのは、昭和62年晩秋のことでした。
それ迄の柏市といえば、極く僅かな例外を除けば「相撲不毛の地」と読んでも決して過言ではありませんでした。
土俵完成と知るや、経験者、愛好家達がたちまちにして相集い、未だ組織も備わぬなか、志を持って集まる少年達を指導し始めたのが今日の柏市相撲連盟が産声を上げた時とと言えるでしょう。
その頃、平成元年4月、初代会長を戸田耕作と定め、柏市相撲連盟が正式に発足しました。
爾来四半世紀に及ぶ今日迄、携わってこられた会員諸氏の弛まぬ努力により、恙無く活動を継続するにとどまらず、これからの相撲界の発展に寄与すべき人材も輩出しております。
沿革・歴史
現会長名: | 吉田 亮(3代) |
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理事長: | 永井明慶 |
結 成 | 平成元年4月 |
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昭和62年11月 | 相撲場完成 |
平成元年 | 相撲場完成 |
平成二年6月 | わんぱく相撲柏場所 |
平成二年10月 | 柏市相撲大会 |
平成五年1月 | 秋田県鹿角市八幡平相撲同好会と交流開始 |
平成十年四月 | 役員政選・会長交代(二代会長 加藤敬之) |
平成十一年5月 | 第一回少年相撲柏大会開催 |
上記の経緯を経て現在に至る。その間、
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柏市相撲連盟会長あいさつ
柏市相撲連盟は、平成元年(1989年)より柏の地にて発足し、柏相撲少年団と共に活動してきました。
現在の小学校や中学校では、多数の注意すべき事項があり子供たちが全力を出せない環境が多
いと思います。
相撲に関しては、大まかなルールとして①土俵から出てはいけない。②足の裏以外が地面と接触
したら負け。細かなことはありますが上記2点だけを意識し全身の力を思う存分発揮できる競技で
す。勝ったら喜び、負けたら悔し泣く。心も体も表現できる最高の競技と私は思っています。
理事長の永井明慶先生、大場惇一郎先生共に柏相撲を盛り上げていきたいと思います。
柏ゆかりの力士共々、応援よろしくお願いします。
柏市相撲連盟会長 吉田 亮
主な活動内容
毎年三月の交流会、五月の柏大会の開催。市民相撲大会兼わんぱく相撲柏場所の主監。県内外の公式大会、交流のある各団体が主催する各大会への選手派遣。柏市武道祭りへの参加等が主な活動です。
それ以外の毎週末の土日曜日は稽古日。最近出稽古に来てくれる団体との連合稽古もしばしば行なっております。
アピールポイント
相撲は、激しく荒々しく危険な競技である、と大方の人が思っているであろうと考えます。然し、指導者の指導に従い、基本に忠実な動作を勇気を以て行い相撲を取れば、恐れる程の危険は無く、楽しく相撲が取れる身と心身の鍛練になる。
何が危険かと言えば、教えられた基本を無視した行動と、勇気を出せずに恐る恐る相撲を取ることで共に怪我に繋がる確立が高くなることです。また、高齢者でも基本動作の四股、スリ足、テッポウにより、全身の強化が図れ、更に押しの一本に絞れば、十分相撲を楽しむことが出来る競技の為、健康の維持増進の為、何れの目的でも結構です。
柏市相撲連盟の門戸は市内の方、市外の方を問わず、常に開かれています